画家インタビュー
Vol004. 鹿村総三郎・鹿村敦
“息子・敦さんは、“船”と“侍”、お父様・総三郎さんは“仏像”。それぞれユニークなモチーフをお持ちの親子画家のおふたりにお話を伺いました。
- 船に武士、仏像、それぞれのモチーフを描くようになったきっかけを教えてください。
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敦さん:19歳の時に絵を習い始めたんです。その時師事した方が帆船画家の上田毅八郎さんでした。皆さんもご存知だと思いますがプラモデルのTAMIYAの1/400重巡洋艦シリーズや1/700ウォーターラインシリーズ、航空機シリーズなどのイラストを手がけた方です。それがきっかけで船とか車を描き始めたんですね。でも本当に自分が描きたかったのは、侍だったんです。だから好きで描き始めました。
最初アートメーターに応募した時も、一般的に受けるのは船だろうなと思ったんですけど、試しに侍も出してみたら売れたんですよ。それで意外といけるんだなと(笑)。
そもそも上田さんに習うきっかけをつくったのは父なんですけどね。
総三郎さん:私が描いた仏像の絵を県展に出したら入選したんですよ。それで近所の画廊の方から、個展をやろうとお声がけをいただいて、展示をした時に上田さんの作品もいっしょに展示をされていて仲間になって。それで教わろうってことになったんですね。
- 総三郎さんが「仏像」を描かれるようになったきっかけは?
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総三郎さん:絵を描くのは好きだったんだな。でも仏像しか描かない。もともと大学で仏教哲学をやっていたんだけど、それもきっかけかもしれませんね。でもその時は描いていなかったんですけどね。私の場合は、油絵だけど我流。人の言うことはあんまり聞きたくない性質なものでね(笑)。
- ところでなぜART-Meterに応募しようと思ったんですか?
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敦さん:あるサイトで売ってもらってはいたんですけど、その紹介先、販売先は主に出版関係者だったんです。でも、出版関係者と一般の方の見る基準にはギャップがあると思っていたんですよね。そこで普通の人が自分の絵を見た時にどう感じるのか、それを試してみたいと思って。そこで探していたときに見つけて、これかなと応募してみました。銀行で展示をしてもらったり売ったりはそれまでもしていました。
- 総三郎さんは、敦さんにお勧めされてアートメーターに出品を?
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総三郎さん:そうです。今どき仏像なんて描く人もいないなと思っていましたけどね。出してみました。
もう仏像を描き始めてから25年ぐらい経ちますよ。今まで描いた枚数は、そうですね、500〜600枚ぐらいは描いているんじゃないかな。みんな欲しい欲しいっていうわけ。近所の人とかね。みーんなあげちゃってきたから、売った仏像っていうのはあんまりないんだけどね。
寺院とか写真が撮れませんよね。だから雑誌や書籍の写真を見ながら描いて、細部は実際に見に行って覚えて帰って思い出しながら想像で描くんですよ。昔は写真を見ながら写実的に描いていたけど、最近は、仏教的な思想や時代背景を彷彿とさせるような、そういう要素も取り入れながら描いてるね。
- 今後はどういう仏像を描いていかれたいとお考えですか?
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総三郎さん:ありきたりの鎮座しているような仏像ではなく、その背後に時代背景や社会情勢も入れていきたいですね。生涯に一作でもいいから、これはという絵を描きたいね。
- 楽しみですね。敦さんは?
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敦さん:最近は仕事も来るようになっていますし、そちらで仕事ができるようになることはやっぱり夢ですね。とはいっても描いているものが描いているものなので・・・。
歴史が好きなので、自分なりに勉強して考えてきた歴史観が絵に表れて、見る人に何かを与えられればと思いますね。
- 最後に制作はごいっしょになされているんですか?
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総三郎さん:とんでもない、とんでもない。
敦さん:お互いに別々に部屋で描いているんですけどね、人が描いている時に入ってきては、ああだ、こうだ言ってますけどね(笑)。
総三郎さん
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- 絵画タイトル日光菩薩
- ひとこと見たままを感じてください
月光菩薩と同じく本来の名はさだかではない。帝釈天ではという説もある。
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- 絵画タイトル月光菩薩
- ひとこと見たままを感じてください
月光菩薩と巷間では有名であるが異説によっては梵天ではないかとも言われている。
敦さん
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- 絵画タイトルミール
- ひとことよっくりと進むのもたまにはいいかな
風が少しふいてさざなみ立つ海面をそろそろと進む。こういう海を描くのもなかなかむずかしいものです。
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- 絵画タイトル篝火
- ひとこと室町中期ごろの武将
夜の帳の中、武者一人篝火の明かりに照らし出されてたたずむ。夜討ちの警戒か明日の合戦を思ってか。ただし迷いは微塵もなし。ただ寄せるものを切り伏せるのみ。