0 この里にはおぞましい鳥が住み着いていた。人々はそれを恐れ、鳥の翼を切り落とし喉笛を割いた後、灰も残らぬように燃やした。私が見つかったのはその巣の中だった。父が私を拾い上げ、母が私を守ってくれた。3つまではまともに歩けず、5つまでは言葉を介さなかった。人の子に近づいていた頃、背の皮を割いて黒い翼が現れた。私は人として生きていた。切り落とされた翼は私の中で生きていた。今はただ、毎夜、空の夢を見る。
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