夜空を悠々と泳ぐ空クジラの物語です。 ランタンが空に上がる頃、いつも金色のクジラが現れるんだって。 ランタンが空に届いた頃にやってきて 火を一つ、また一つと食べていくんだって。 願いを込めてあげたランタンがクジラのお腹に消えていくんだから 地上の人々は最初は怒ったり悲しんだりしていた。 けど いつしか、誰からともなく 『クジラにランタンを食べられると願いが届く』 と、言われるようになった。 願望成就の印になった。 それからは 空クジラは吉兆の印として歓迎されるようになったんだって。
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