プロフィール
森の奥で、風が草を撫でる音。
光が葉の隙間から差し込み、白い毛並みがそれを静かに受けとめる。
私は、羊という存在に惹かれ続けています。
やわらかさ、無垢さ、孤独。
そして、それらを包み込むように在る自然の大きな気配。
私の作品は、そうした静かな時間の中で生まれます。
穏やかでありながら、どこか胸の奥を揺さぶるような、
言葉にならない気持ちや感覚を、絵というかたちで紡いでいます。
描くことは、祈るような行為に似ています。
見る人の中に、まだ名前のない感情が芽吹くことを願って、
私は今日も筆をとります。
神野美玖
– 美術大学在学中 / 油彩・羊・自然・記憶を主なテーマに制作 –