、形の曖昧さと色彩の重なりによって、言葉にならない感情や記憶の断片を探る抽象画である。 この作品は、「思い出すこと」と「忘れること」のあいだの状態にある。明確に思い出せないけれど、たしかに“あった”と感じる、そうした無意識の領域に触れるための視覚装置のようなものだ。 背景に使われている水色は、静けさだけでなく、どこか遠さや空虚さをも含んでおり、そこに置かれたオレンジの存在は、まるで記憶の残光のように画面上に漂っている。
神野美玖
spray_kuri
トラジロウ
中田航平
YML
渡辺 正重
たんぽぽ母さん
きよし