チンチラ
パステル・色鉛筆、羊皮紙風ペーパー
横 29.7cm × 縦 21cm (A4)
細かく丁寧な毛並みの表現に注目したい絵画
長毛のふわふわした質感や、毛並みを描くのがすごく好きなので、それを描きたくて制作しました。少し前の作品です。羊皮紙風ペーパーで、背景にパステルを使っています。
猫カフェにいた猫ちゃんなのですが、大きくて大人しい可愛い子でした。猫カフェでは普段あまり見ない珍しい猫達と触れ合えるので、とても楽しいです。このチンチラは香箱スタイルで、ふわふわな被毛がさらに引き立ち、グリーンっぽい目がとても綺麗でした。
この時は毛並みも割と細かく描いていますが、向かって左上はしっかり描かないで背景と馴染むようにしています。
白色は上から重ねると濁ってしまうので、以前は白い部分は塗らずによけておき、後から白を入れていました。大変な作業なので、綺麗に白を入れるにはどうしたらいいのか本やネットで情報を集めました。今までペンは使っていなかったのですが、使ってみると描きやすくて、これもアリかなと思いました。最近はサインペンなどいろいろな画材を色鉛筆と併せて使っています。
窓
パステル・色鉛筆・水彩絵の具、画用紙
横 15.8cm × 縦 18.6cm
想像で描いたかわいい子猫
本当にただただ、かわいい子猫を描きたくて描きました。
窓枠は水彩色鉛筆で塗ってぼかしています。後ろもはっきりさせたくなかったので、同じようにぼかしました。暖かい部屋の中から覗いてるイメージです。シンプルな額に入れて飾ったらかわいいかなと思います。敢えて猫の毛はあまりはっきり描かないようにしたので、ぬいぐるみっぽいというか、キャラクターっぽくなっているかな。
ほっこり温かい雰囲気を感じていただけると嬉しいです。

聞き上手
パステル・色鉛筆、画用紙
横 22.7cm × 縦 15.8cm (FSM)
新しい発見に出会えた絵画
うちの猫を見ていると、こういう顔をする時があるんです。じっとこちらを見つめられると、話を聞いてくれてるような気がして。それをそのままタイトルにしました。猫を飼っていらっしゃる方だったら共感してもらえるかもしれません。
身体は水彩色鉛筆を使って描いていますが、部分的に描くことによって違和感を無くし、自然に見えるようにしました。やってみると面白くて、こうやって描くのもいいかも、という新たな発見ができた作品です。顔は全体を水彩色鉛筆で塗って水でなじませ、それから油性色鉛筆で細かい線を描いています。潔い背景にして、モチーフを際立たせつつ、浮かないように努力しました。
背景とモチーフをなじませるのは、未だにとても難しく感じています。昔は今以上にできなくて、どうやったら自然に見えるのか試行錯誤していました。この作品から、少しずつ画風が変化してきたような、そんな感覚があります。
CHI☆YO
モチーフを丁寧に観察し、真摯に画面に描き出していく。そこから引き算をしたり足し算をしたりして、自然に溶け込む美しい絵画を制作。手書きで一点一点、丁寧に仕上げられる作品には、温かい愛情が込められている。
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